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人生常に崖っぷち!世界を旅する系男子ゆーとの世界放浪ノマド奮闘記

ベトナム、ハザン省。少数民族ザオの村ナムダム(Nam Dam)の「Ly Quac Thang Hmestay」を訪れて

ベトナム北部の省ハザン省

 

アクセスが悪いため、他の地域のような観光地になっていないけれど、その分手付かずの自然と、素朴な少数民族の人の生活に触れられると、冒険好きなバックパッカーたちの間で人気が高まっているエリア。

 

この地域を回る方法として、最も一般的なのは省都であるハザン(Ha giang)でバイクをを使って自力で回ること。バスでもいけるけれど、むっちゃくちゃたくさんの人と押し込められる可能性が高い上に、基本的には移動するためのバスなので景色が楽しめない。

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というわけで、この地域まではバスで来た人なども、省都であるハザン(Ha giang)でバイクを借りる人が多いんですね。

道路がグルっと回れるループ状になっているので、ちょこちょこと好きなところに泊まりながら、数日かけて回れるんです。

 

でも実際行ってみると、情報がないために比較的大きな都市であるイェンミン(Yen Minh)やドンヴァン(Dong Van)に泊まる人がやたらと多い。

 この二つの街はそれなりに都会で泊まれるとこも多いのだけど、あまりに普通の街で面白みはない。せっかく少数民族の多い地域に来たのだから、彼らの家に泊まってみたい…ということで、今回はハザン田舎に泊まろうの巻なのです。

 

 

ザオ族の村ナムダム(Nam Dam)

というわけでまず訪れたのが、ザオ族の村ナムダム(Nam Dam)。

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初日の宿として

この村は省都であるハザン(Ha giang)から60キロほどのところにあるので、バイク旅でループを回る場合は初日の宿、反時計回りで回る場合は最終日の宿として訪れると良い感じ。 

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 民族衣装を着て生活する村人たち

この村。別に目立って特徴的な村というわけではないんですが、村の住人が全て少数民族のザイ族(Dai)ということもあって、彼らの暮らしを垣間見えるのが特徴。

 

なんて言っても、この村の人々は今もなお民族衣装を着て生活しているんですよね。

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これは興味深い! 

 

ゲストハウスも多い

それでいて、欧米系の団体がこの地域にゲストハウスを立てる支援を行ったためか小さな村の割に数軒の宿があります。

確認しただけで4軒のゲストハウスがありました。

 

Ly Quac Thang Hmestay

 そんな中で今回泊まったのが、こちらのLy Quac Thang Hmestay。

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こちらが寝る建物。古い民家を改装したスタイル。

でもトイレなんかはちゃんとしているので安心。

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 一泊は80000ドン(400円)くらい。個室スタイル(カーテンがしきってあるだけど)であることを考えるとお安いです。

 

ただ食事は高い

ただ、この村にはレストランなどは一軒もないので、食事は基本的に宿で食べることになりますね。

朝食と夕食が50000ドン。夕食が100000ドンなので、三食つけると200000ドンほどとそれなりにお高め。

 

本当のホームステイに近いスタイル

ベトナムにはホームステイという名前の宿が結構あるのですが、その名前と裏腹に寝る場所も食べる場所もローカルとは別という「どの辺がホームステイやねん!」と突っ込みたくなるところも少なくありません。

 

ただこちらの場合、オーナー夫妻とともにみんなで食卓を囲むスタイル。

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ザオ族の家庭料理を山盛りと自家製の薬草酒も振舞ってくれるので、100000ドンなら、まぁ安い方かな言えるかなと思います。

街でぼったくり定食屋とかに当たればそのくらい行くからねぇ。

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(オーナーの奥さん。常に民族衣装を着て生活している)

 

まとめ

田舎にあるこうしたホームステイは、高級ホテルに慣れてる人には受け入れられない部分もあるかもしれないけど、経験として面白いはず。

 

お腹いっぱい食べて、現地の言葉を教わって、日が暮れたら早く寝る。

そんなベトナムの片田舎の体験をしてみたいって人には是非お勧めしたいところです。