ラオスの通貨キップへ両替する際のベストな方法はこれだ!安全に旅しよう
現在、ラオスの通貨はキップ(Kip)。2017年4月のレートは1円=73キップほど。
ベトナムと並んで猛烈なインフレの影響を受けている通貨で、現地の物価で言えば焼きそば一つを買うのに1万キップ、2万キップという金額がかかるほど。
以前はアメリカドルやバーツが使えたが、現在は国が自国通貨の使用を推奨していることもあって、基本的にキップ払いがメインだ。そのため短期間でもラオスに滞在しようとするならば、現地通貨であるキップを手に入れることが必要になる。
ラオス国内でキップを手に入れるには
- 両替所、両替屋を使う
- クレジットカードを使ってキャッシングする
- 国際キャシュカードで現地のATMから引き出す
の三つの方法がある。
レートを考えれると、一番いいのは両替所を使う方法だ。
しかし海外で大量の現金を持ち歩くのは不安があるという人も少なくないだろう。
というわけでこの記事では、これからラポスに行く人のため、首都ビエンチャンでのレートのいい両替所の紹介から、国際キャッシュカードの使い方まで解説していこうと思う。ラオス滞在のお役に立てるのならば幸い。
両替所でキップに両替
日本をはじめラオス国外にある両替所では、基本的にはキップへの両替、キップからの両替はできないのが普通だ。そのため円からキップに両替しようと思えば、円で持ち込んで、現地で両替するのが基本になる。
一番のオススメは首都であるビエンチャンで両替してしまうことだ。バンビエンやルアンパパーンにも両替する方法がなわけではないが、他の町はドルから両替がメインに成っていて、日本円からの両替はないか、あってもレートが悪い。
わざわざ現金を持ち込むのであれば、割のいいビエンチャンで両替しておくのが無難だろう。
両替所を探すにはTalat Sao Shoping Mallに行こう
ビエンチャン中心街で両替所を探そうとした時に、オススメするのがTalat Sao Shoping Mallだ。
Talat Sao Shoping Mallは、観光名所としても有名な凱旋門がある通り沿いにあるモールで、モールという名前ではあるが、巨大な田舎の市場といった雰囲気で、家電だけを扱う店や服だけを扱う店などと連結した施設となっている。
街の中心街や、ナイトマーケットが開催される地区からは徒歩でも十分行ける距離。観光のついでに寄ることも十分に可能だ。
両替所は、その中でもメインの施設であるこの建物の中にある。
地下には露店のような店が入っており、二階には多くの貴金属店が並ぶ。3階以上は休業状態で、エスカレーターも停止している状態だ。
一階部分には資生堂のほか、ダイソーのパクりの中国企業メイソーなどが入っている。
両替所があるのも、この1階部分だ。
円を両替するなら本館を利用しよう
モールの一階部分には、10軒以上もの両替所が点在している。
金額的にはどこもさして変わらないが、日本円からキップの場合、2016年11月17日の時点で最も両替価格が高かったのは、建物内南側に入っていたSTB銀行。日本円1円で74キップと、他より1キップほど高かった。
二階の貴金属店も要チェック
日によるが、2階にある貴金属店の両替所も円からの両替は悪くない。
日本円から両替する場合は、適当にモールの中を歩きながらこのあたりの両替所を幾つか覗けば、その日の一番いいレートで両替所を見つけることができるはずだ。
バーツを両替するなら別棟にいくべき
さてラオスに行く人の中には、タイに行った流れでラオスに行くという人もいるはずだ。タイバーツが余っているという人も多いと思う。
タイが好きで、何度も行く予定があるという人であれば、こちらで紹介した方法でタイに銀行口座を作り現地で預けておくという方法もある
しかし多くの人は、余ったタイバーツをキップに両替したいはずなので方法を紹介しておこう。
さてバーツからキップの場合、先ほど紹介した本館でも両替をすることはできるが、レートは非常に悪い。
そのため、バーツからキップへの両替を考えているのであれば、同じモールの敷地内にある別館を訪れることだ。こちらはバーツからキップへの交換レートが本館に比べてずっといい。
別棟は正面玄関から出て、すぐ南側の建物。こちらの建物はバンコクのMBK4階のように電化製品や携帯電話関係など、特定の分野に特化した店が多く並ぶ施設となっていて、その間を縫うように幾つかの両替所が入っている。
最もレートがいい両替所
別館は全体的にパーツからキップへのレートはいいが、なかでも最もレートがいいのが、建物西側にあるSAIKHONG COMPANYとなる。
自分が訪れた日の買取価格は1バーツ236キップ。公式レートよりも高かった。
両替所へのアクセス
モール自体は町の中心街にあるし、観光客向けのエリアにあるのですでにホテルについている人ならば辿りつくのに困ることはないだろう。そのため次ではタイにバスで行った場合、飛行機で到着した場合の行動について提案しておこう。
タイからバスで入国した場合のアクセス方法
ウドンターニー、もしくはノンカーイなどでビエンチャン行きのバスに乗った場合、降車場所は町の中心でもモールなどのすぐそばの通りだ。
バスを降りるとすぐにトゥクトゥクドライバーたち寄ってくるが、ほぼ悪徳ドライバーなのでこれは無視しよう。
道なりに進み道を渡るとすぐに、見える地元のマーケットのような設備がモールの
一角だ。
そのまま施設の中に入って内部を直進しても、別館にたどり着けるがごちゃごちゃしているのではじめは建物内でどちらに行けばいいか迷うかもしれない。迷うのが怖いという人は大通りまで直進し、その後右折することで写真の写真の建物を目指すというのも良いだろう。
日本から空港に到着した場合
ビエンチャン空港は中心街から離れているので、ホテルなどに行くにしても何らかの方法で町に出てこなければいけない。
いちばん手頃なのは、タクシーかバイクタクシーを使う方法で、空港からでもバイクタクシーなら30000キップ(400円程度)、トゥクトゥクなら50000キップ(600円)ほど出せばモールに辿り着くことができるだろう。
ホテルの多いエリアは街の中心でも空港よりになるので、先に荷物をホテルに荷物を置いてからでもいいだろう。
ラオスの空港は小さいものの一応は両替所もある。しかし空港の両替所の常としてレートは悪いので、現金派の人はそこで1000円程度だけ交換しておいて、その後街に移動した後で大きな金額の両替が必要であれば街に到着してから交換するのが良い。
両替するならばビエンチャンで
ドルならばともかく、円は地方で使うことも両替することも難しい。
そのため日本円を持ち込むなら、両替はビエンチャンでまとめてしておくことになるだろう。
交換レートは確かに現金での両替が最もよい。だが大量の現金を持ち歩くことは犯罪に巻き込まれた可能性と、巻き込まれた時のダメージを大きくししてしまう可能性がある。
そのためクレジットカードのキャッシング機能や国際キャッシュカードを活用することも一つに選択肢とすることをお勧めする。
というわけで次の項目からは現地ATMを活用する方法についてお話ししていく。
現地のATMでお金を引き出すという選択
僕自身は安全性と利便性を考えて、国際キャッシュカードを利用して生活している。
カンボジアなどと比較すれば、ラオスで日本人が犯罪に巻き込まれたという話を聞くことはさほど多くないものの、1月5000円程度の月収の人が少なくない、東南アジアでも最貧国の一つであるのも事実だ。
ラオスに限らず日本より圧倒的に治安が悪い東南アジアでは、多額の現金を持ち歩けば当然強盗やひったくりなどの犯罪に巻き込まれるリスクは高まるし、両替するために持ち込んだ日本円が盗まれたとしても、帰ってくる可能性は極めて低い。
なるべくならば必要以上の現金を持ち歩きたくはないのが正直なところだ。
ただ現地のATMを利用する場合、一回に付き数百円の利用料がかかるので安全性と利便性を取るか、細かいレートの違いにこだわるかと言う選択になるだろう。
国際キャッシュカードを活用する
個人的には利便性が勝るため、自分がメインで使っているのは国際キャッシュカードを利用する方法になる。
日本では銀行ごとに独自規格が使われているために使われているところは少ないが、海外では多くの国の銀行がVISA系のPLUS、もしくはMASTERCARD系のCIRRUSの二つの規格のどちらか、もしくは両方を採用していることが多い。
これはラオスでも同じで、このマークが付いているATMであれば直接自国の銀行のお金を現地通貨で引き出すことができるため、非常にお手軽。残高確認することもできるので、使いすぎも防止することができる。
残念ながら日本は先ほど言った独自規格が一般的なため、PLUSやCIRRUSのマークがついたキャッシュカードが作れるところはさほど多くないが、それでも外資系の銀行を中心に幾つか選択肢はある。
新生銀行で国際カードが作れる
楽天銀行やシティバンクも候補だが、国内での使いやすさや作りやすさから見ればオススメなのは新生銀行だろう。
個人的に使いかたとしてお勧めするのは、普段使っている口座とは別に、海外旅行用の銀行口座を用意しておき、出発前に現地でつかうお金を入金しておくこと。
こうすれば使いすぎることもなく、もしキャッシュカードを盗まれたとしても、銀行に電話すればすぐ使用を中止させることができるので、被害も最小限で済む。
クレジットカードを利用する
短期間の滞在であれば、クレジットカードを使用するのも一つの方法だ。
と言ってもラオスではクレジットカードを普通の支払いに使える場所は極めて限られるため、先ほどのキャッシュカード同様現地のATMを使って現地通貨を引き出すキャッシングという方法になる。
自分の口座から直接引き出す国際キャッシュカードと違いのは、クレジットカードは形上、借金という形になるため、後に引き落とされる際に利息が発生する。
実際にバンコクで10000バーツ(3万円程度)キャッシングした際には1月で250円程度の利息がかかっていた。
これだけ聞くとメリットはあまりなさそうに見えるが、レートそのものはさほど悪くない。帰国後すぐ返済するようにすることで利息も、手数料も抑ええることもできるため、ビザなしで入国できる15日間だけの滞在で済ませる予定であれば、選択肢にも入れていいはずだ。
海外旅行保険がつく
もう一つのメリットとしてはクレジットカードには海外には旅行保険が付帯するものが多いということだ。
東南アジアに行くとなれば犯罪に巻き込まれることを心配する人も多いかと思うが、短期の旅行のために海外旅行保険に入ろうとする人はさほど多くないと思う。
だが実は年会費無料のクレジットカードでも海外旅行保険が付帯していることが少なくない。そのためうまく使えば「もしも」の時に備えることができる。
例えば無料で作ることができる楽天カードなどでも、空港に交通費の支払いを楽天カードですることなどで携行品保証20万円など、そこそこに手厚い海外旅行保険が付いてきたりする。
ちなみにカード付帯の保険は重複させることができるので、複数持っていて別に損はない。もし一枚も持って いないというのであれば、年会費無料でものでもいいので一枚は作っておくことを勧める。
画像はJCBのものになっているが、JCBとアメリカンエクスプレスは東南アジアではが数ないため、VISAかMASTERカードを作るようにしよう。
とにかく大量の現金を持ち歩かないで済むのは、ラオスに限らず東南アジアでは大きなメリットだ。海外ATMの使いかたに不安がある人は、下記のリンクなどを参考にしてもらいたい。
海外ATM活用パーフェクトガイド | Mastercard®
海外ATMの使い方徹底ガイド|海外でも便利でお得なVisa|Visa - Visaカード優待情報
まとめ
ラオスの切符はとにかく桁が多いため、初めて使う時には戸惑うことが多いだろう。
両替価格が1キップ変わってくれば、1万キップでビール2本分くらい(10000キップ)の差益が生まれてくるので、気にする人も多いだろう。
ただ個人的にはラオスの場合、気にすべきなのは、大量に現金を持ち込んだために犯罪に巻き込まれることと、お金を余らせて円に戻せないことだと思っている。
そのため個人的には
- 必要最小限の額を現金で持ち込みTalat Sao Shoping Mallで両替する
- さらに必要なに関しては新生銀行のPLUSカードか、クレジットカードでキャッシングする
と言う方法をお勧めしているし、実践している、
安全に楽しくラオスを旅をする参考になれば幸いだ。
マクドナルド、クレジットカード払い可能に。マクドナルドはどう変わるのか
ファーストフードのマクドナルドで、クレジットカードでの支払いができるようになると発表されたようです。
実際に使えるようになるのは、2017年の下半期から2018年にかけて、ビザやマスターカードなど、主だった国際カードすべて。合わせて、「Suica」などの電子マネーも使えるようになります。
カードが使えるようになったのはいいことなのだけれど、この三年ほどカード大国であるオーストラリアやカナダで過ごしてきた身としては、マクドナルドでカードを使得るようになるというニュースを聞いて、逆に
「え?まだ使えてなかったの?」
と思ったのも事実。
というわけで今回は実際に海外店舗を見てきた経験から、クレジットカードの導入でマクドナルドの使い勝手がどう変わるのか考えてみたいとおもいます。
マクドナルドはどう変わるのか
クレジットカードが使えるようになってからマクドナルドに行くと、どんな風に変わるのか。
まずは例としてオーストラリアのマクドナルドでハンバーガーを買う流れを見てみましょう。
オーストラリアでハンバーガーを買うプロセス
2017年時点でシドニーに行ったあなたが、ハンバーガーを買おうとするとこうしたプロセスをたどることになります。
店に入る
⇩
自動販売器で写真を見て、買いたい商品をタップする
⇩
支払いという内容の表示が出たらクレジットカードを機械に近づける
⇩
番号札を受け取る
⇩
自分の番号が呼ばれたら商品をカウンターで受け取る
⇩
店内で美味しくいただく。
一言も喋る必要すらない
そう一言も喋る必要すらないのです。
英語の国に行けば英語が喋れるようになるとか、英語のシャワーを浴びたいとか思っている人には申し訳ないけれど、マックでハンバーガーを食べようという時には英語を使う機会は一切ない。
せいぜい商品を受け取る時に「Thank You」というくらいです。
これは日本では去年の10月に初めて置かれた自動販売の機械は、オーストラリアではほぼ全て(最低でも東海岸では)の店に普及しているから。
クレジットカードか銀行で作れるデビットカードがあれば、機械でそのまま清算できるので店員と話す必要すらないんです。
日本の店舗も自動化が進むのか
日本の場合、自動販売の機械はまだ全店舗に普及していないようですから、すぐに全く同じようにとはいかないとは思います。
2018年になれば店員と話す必要がなくなる?
ただカードの使用ができるようになるのが2018年の初め頃ということなので、その時期になれば、優先的に置かれるであろう東京の店舗などでは店員と話をせずにハンバーガーを買えるようになるのでしょう。
バーガーは3「なし」で買えるようになる!
こういう状況を踏まえると2018年の半ばごろには、現金の持ち歩きなし、店員との会話なし、列に並ぶ必要なしの三なし。でマクドナルドが食べられるようになる、ということになるんじゃないでしょうか。
使えるようになったクレジットカード、電子マネーまとめ
さてでは今回の変更で使えるようになったものをまとめておきましょう。
クレジットカード
クレジットカードは上記6種の国際クレジットカード。
電子マネー
電子マネーは、以前から使えたiD、WAON、楽天Edyの3種に加えて
が新たに使えるようになります。
近距離無線通信規格(NFC)
またかざすだけで支払いができる短距離無線通信規格であるNFCでは
- Visa payWave
- Mastercard コンタクトレス
- J/Speedy
- American Express Contractless
などの 4種が使えるようになります。これは日本では馴染みがない規格ではあるんですが、他の国では結構使われてる規格です
その他後払い式電子マネーなども導入
他にも後払い式プリペイドのQuick PayやJCB系のギフトカードであるJCB PREMOなども使えるようになるみたいですね。
なんでクレジットカードが使えるようになったのか
今回どうしてクレジットカードや 電子マネーを使えるようにしたのかと言うと、これはやはり2020年のオリンピックに向けて増えると予想されている外国人観光客を取り込みたいという考えがあるから、のよう。
現金払いは使い勝手が悪い
最初にお話したように、カード社会であるアメリカやオーストラリアなどでは、普段現金を使うことがあまりないわけで、現金を持つってだけで面倒です。
しかも海外で現金を用意するとなると、現地に持ち込んだお金を両替するか、ATMでのキャッシングするなりして用意しなきゃいけないわけですからね。
これって結構めんどいわけです。
まとめ
さて今回外国人観光客の取り込みのため、クレジットカードの利用を進めた動いたマクドナルド。
吉野家やモスバーガーなど他のファストフード店のクレジットカード導入が遅れてる中で、他者に先んじた形になります。
海外店舗の状況をみれば、クレジットカードさえあれば昨年10月に導入された自動販売機との組み合わせで現金の持ち歩きなし、店員との会話なし、列に並ぶ必要なしの三なしでマックが食べられるようになるはずです。
正直な話、ファストフードくらい他人とかからわず食べたいよ。
って人も多いはず。
最近安さや美味しさといったコスパ面で、魅力的な店とは言えなくなってきたマクドナルド。
今回のクレジットカードや電子カード等支払い方法の多様化で、利便性方向に振ることで顧客の繫ぎとめはできるんでしょうか。
タイで銀行口座開設!?「Krungsri」銀行に行ったらビザ無しOKでぶったまげた話
海外滞在も長期になってくると、困るのがお金の管理。
できることなら行く先々で銀行口座を持ちたいと思ったりするのだけれど、海外で銀行口座を開く条件というのは年々厳しくなってきていてこれが案外難しい。
かつては緩かったというタイも、今となっては多くの銀行がタイで働いていることを証明するワークパーミット(WP)や、家を借りていることを証明する賃貸契約書などを要求するようになっていて、僕のようなノマドや、日本に拠点を持ちながら海外に滞在している経営者の人にはこれが結構難しい。
しかしそんなタイにも、まだ銀行口座が作れる方法がある!しかもノービザで!
というわけで今回はタイでビザ無しで銀行口座が作れる「クルンシア(Krungsri)」銀行で口座を作ってみようと思います。
最初にノービザでの銀行口座の開設に必要なものをまとめておくと、以下のようになります。
- パスポート
- タイの住所(ホテルの住所可)
- タイの電話番号
- 1000タイバーツ(3000円程度)
これだけ。これさえ用意しておけばタイで使える銀行口座が、20分くらいで作れます。
ちなみにキャッシュカード、通帳は即日発行です。
Krungsri銀行(アユタヤ銀行)とは
さてアユタヤ銀行の名前でも知られるこのクルンシア銀行、タイでは5番目に大きな銀行です。
元は華系財閥のラタナラック家の資本でしたが、2013年に三菱ファイナンシャル・グループの子会社になっています*1。
そんなこともあって、日本語の公式ホームページが用意されているなど、日本人にとって使いやすくなってるんですね。
たくさんの日本語スタッフ設置店
その一つが日本語スタッフ配置店の多さ。
業界1位のバンコク銀行でも、日本語デスクはシーロムにある本店のみですが、公式ホームページによれば、アユタヤ(Krungsri)銀行の場合は、バンコク市内に実に7カ所もの日本語スタッフ配置店があるといいます。それが
の7つ。
イオンシラシャ ショッピングモールはバンコクとパタヤの中間あたりにあるので、街の中心部からは少し離れていますが、基本的にはどの店もサイアムや、アソーク、トンローといった日本人の多いエリアに集中しているのでアクセスはしやすいと思います。
エムクオーティエ支店へのアクセス
さて、その中でも今回僕が訪れたのが3番のエムクオーティエ支店。
BTSというスカイトレインをプロンポン(Phrom Phong)という駅で降りてすぐのところにあります。
BTSで来た場合には、この北側の入口から出て。
駅と直接繋がっている2階(表示階は1階)の出入り口から入り
この通路の奥に見えるエスカレーターを3階まで上ると
3階に上がってすぐ右手に見えるのがアユタヤ銀行の支店です。
開設した銀行口座
さて今回開設した銀行口座。ノンレジデント(タイ非居住者)口座という銀行口座になります。
デポジットアカウント(The Deposit Accout)という名称になりますが、普通にデポジットアカウントを作りたいというと、ワークパーミットなどが必要とする通常の銀行口座を作ろうとしてするので、最初から「ノンレジデント口座を作りたい」「ワークパーミットはない」などと伝えるようにしておくとスムーズでしょう。
日本語スタッフが常駐しているので、日本語で構いません。
日本語デスクへ行こう
入口から入って左側が銀行口座などの開設窓口。
案内してくれる人に、日本語が話せる人でとお願いすれば「日本語デスク」に案内してくれます。
日本人スタッフ3名在籍
話を聞くとエムクオーティエ支店には、3名の日本語スタッフが勤務していて、そのうちの2人は常駐する形になっているので、言葉に不安がある人も問題は無さそうです。
銀行口座の開設に必要なもの
この非居住者用銀行口座を作るのに必要な公的な書類は「パスポート」これだけです。あとはタイの電話番号と住所(ホテルの住所でいい)だけあれば開設が可能です。
書類の記入は簡単
あとは書類の質問に答えていきます。基本的には収入源とか、使用目的などの基本的なもの。日本語で丁寧に説明してくれるので心配は要りません。
といっても基本的にはチェックマークを入れるか、サインするだけなので、むしろ日本での銀行口座の方が面倒に感じられてしまうほど。
その後口座に入れるデポジット500バーツ。手数料200バーツ。そして年会費300バーツを支払ったら口座の開設手続きは完了です。
書類を書いてしばらくすると、カードと通帳は即日発行。所要時間はおよそ20分ほどです。
口座開設のメリット、制限された機能
さてこの銀行口座。めちゃくちゃ簡単に作れるだけあって、利用方法は多少制限されています。
基本的には窓口での出入金。ATMの利用といったことがメインで、金利などはつきません。ただ一回200バーツを超える手数料をかけず気軽に出入金ができるのはそれだけでも長期滞在者としてはありがたいところ。
頻繁にタイに遊びに来るような人も、いちいち日本円に戻すようなことをせず、次回のために口座に入れておけるのもいいですね。
まとめ
アユタヤ銀行の非居住者銀行口座は、機能は制限されてはいるものに長期滞在者やタイに頻繁に遊びに来る人にとっては非常に便利なもの。
タイで起業している人に聞くと、銀行口座の開設は年々厳しさを増しているといいます。
海外に長期滞在する上で、銀行口座を一つ持っておくと便利なことは多々あります。
超簡単にできるバンコクでの銀行口座開設。試してみる価値はあるでしょう。
バンコクのおしゃれバックパッカー、猫カフェホステル「Cazz Hostel」に泊まってみた
バンコク。
この名前を聞くと、乱雑でゴミが散乱し薄汚れていて、通りにはマリファナを吸ったヒッピーや、隙あらば財布をとってやろうという犯罪者に溢れている…そんな光景を思い浮かべる人もいるかも知れません。
しかしそんなイメージは今や昔。バンコクの中心街は、もはやおしゃれなカフェに溢れ、東京と変わらないほどに綺麗な格好をした女性たちが歩く街へと様変わりしています。
多くの旅人たちが過ごすホステルも、バンコクを舞台にした映画に登場するものとは違い、清潔で綺麗なものも多くあります。
今回はその中でも僕がよく泊まっているホステルである猫カフェホステル「Cazz」を紹介したいと思います。
さてこの「CAZZ HOSTEL」。猫をテーマにしたホステルとなっています。CAZZというのもCATSのもじりですね。
なぜここによく泊まるのか、といえばこのホステル。
清潔で、設備が整っていて、なおかつさほど高くない
からなんです。
(猫をテーマにしたホステル内、壁にもドーンと猫のイラストが踊る)
Cazz Hostelの宿泊設備について
このホステル、清潔さはもちろん、設備もかゆいところに手がとどく感じがあります。
ドミトリーはそれぞれのベットにカーテンが付いているタイプで、個室とは言わないまでも多少のプライバシーが確保できます。
セキュリティボックスも、枕元にひとつずつ設置してあるタイプなので、かなり安心感が強いです。
個別に二つずつコンセントもあるのもいいですね。
トイレ、シャワーも清潔
トイレシャワーも清潔そのもの。
洗濯物も屋上に干せるので、長期滞在でも困ることがありません。
猫カフェスタイルの一階部分
さて、バンコクにはたくさんのノマドワーカーの人たちもいたりして、カフェに行くとマックを広げて何か作業している欧米人で溢れていたりするものです。
僕の場合、ホステルで作業することもあるのですが、バンコクの安いホステルの場合、共有スペースが今ひとつだったり、暑くで作業がままならない。なんてことも多いです。
Cazzはホステルそのものサイズの割に、共有スペースがかなり広いのも特徴です。
特に一階部分はおしゃれ系なカフェスタイル。
内装もいい雰囲気で纏まってます。「バンコク」という言葉のイメージからは程遠い感じ。
アイスラテが45バーツくらいなので、街なかの他のカフェと比べても値段も安め。ネットの速度も安定しているので、ノマドワークも捗ります。
でも一番特徴的なのは猫カフェスタイルになっていること。
ふわふわもこもこの猫2匹がお出迎えしてくれます。
毛並みふわふわの高級そうな猫たちですが、あくまでホステルに住んでる猫ですから、本家猫カフェみたいに別料金をとられるなんてこともありません。
猫カフェと言うと、「日本」と言うイメージが強いですが、最近は日本発の面白スポットとして結構あちこちで見られるようになっています。
最近確認したものではシンガポールのリトルインディアや、ベルリンなんかにも猫カフェがあるのだとか。
ノマドワークに疲れたら猫と触れ合うこともできるってのがいいですね。
二階は広々とした共有スペース
二階部分も広々とした共有スペースになっています。
PSや映画のDVD、共有のパソコンも完備。
この階には人をダメにする椅子ビーンズチェアが置いてあって、ゆったりできます。
僕の場合、こちらに泊まる時はノマド作業に集中することが多いんですが、一階の椅子での作業に疲れたら二階に行って、ダラダラ横になりながらビーンズチェアで作業。煮詰まったらエアバイクで少し体を動かしたりします。
女性用のドミトリー、トイレやシャワーなどはこの階に集められているので女性の方の使い勝手は非常にいいはず。クーラーもしっかり効かせることができるので、外が暑くても安心。
気になるお値段はこれだけ設備がしっかり整っていて、一晩230-250くらい。
タイのお宿としてはお高めですが、その価値は十分にあります。
Cazzへのアクセス
さてそんなCazz Hostelですが一番栄えているバンコクの中心部からは、少しだけ離れています。
とはいえBTSの沿線上なのでアクセスに困ることはあまりありません。
具体的にはBTSでアソーク方面へ行く電車に乗り、Phara Khanongの駅まで行きます。
あとは駅から出たらそのまま道なりに川に向かう方面に進むと辿りつくことができます。
まとめ
バンコクという言葉で想像するような乱雑で、危険な街というイメージは今や昔。
BTSと呼ばれるスカイトレインの沿線近くなどは、おしゃれな店も多い都会的なエリアとして様変わりしています。
ホステルやバックパッカーもそれに合わせ、綺麗で設備のいいホステルも増えています。
しかしその一方で、過渡期のためか、いい設備のものと、今ひとつな物が混在しているのも事実。
そんな中で、今回紹介したCazzは値段との設備のバランスが取れた良いホステル。
個人的にはかなりオススメです。
ベトナム旅行前に絶対読んで!ベトナムのお金に関わる疑問を全部解説する。
海外旅行に行く時に気になるのはお金の問題。
国によって通貨も、習慣も違うので、何が正しくて、何が正しくないのかについて戸惑うことも多いはず。
今回はベトナムで三ヶ月以上、時に旅し、時に暮らしてきて得たお金に纏わる知識を一気に共有したいと思います。
ベトナムの通貨は何?
現在ベトナムで使われているのはDong(ドン)という通貨。
猛烈な勢いで経済成長とインフレが進んでいるベトナムでは、流通しているお金の桁数がやたら多いのが特徴。
やたらに桁の多いベトナム通貨
2017年現在、ベトナムで流通しているのは一番下から1000ドン、2000ドン、5000ドン、10000ドン、20000ドン、50000ドン、100000ドン、200000ドン、500000ドンの順になります。
ベトナムドンは日本円でいくらくらい?
ちなみに1ドンは日本円で言えば0.005円程度(2017年3月現在)。1円が大体200ドンくらいの価値ということになります。
ベトナムドンの簡単な計算方法
ただ50万ドンとか言われると「もう桁数大きすぎてわけわかんねーよ!」という感じになりそうなので、簡単な計算方法を紹介しておきます。
それは0を三つとって、それを5倍すること
こうすることで、大体日本円での値段が計算できます。
つまり50万ドンなら3桁削って500。それを5倍して2500円程度が最大通貨ということになります。
かなり一般的な〇〇Kという表記法
この3桁削るという計算方法はベトナム国内でも一般的で、1000をキロを意味するKと置き換えて、「180K」や「200K」、「5K」と表記されているのをお店などでも見かけることが良くあります。
英語が使える人が値段を言ってくる場合などもHundredと言われれば10万ドンのことと考えれれば、それほど戸惑うことなく理解できるでしょう。
フリーの計算アプリを活用しよう
スマホのアプリストアを覗くとCurrency Converter Plusのような通貨変換アプリがすぐ見つかります。
こうしたアプリは高いなと思った時に、見せながら交渉するなども可能なので、一つはダウンロードしておくことをオススメします。
実際にお金はどう用意すべきなのか?
タイやカンボジアの観光地などではクレジットカードが使えるところもありますが、ベトナムでは現金社会。
普通のお店ではあまりクレジットカードは使えません。
そのため現地で使うお金は現地で用意する必要があります。
では実際に現地で使うお金はどう用意したらいいのでしょう。
一般的な方法だと下記のいずれかの方法になります
- 日本円を持ち込んで現地で両替する
- クレジットカードを使ってキャッシング
- PLUSマークの付いている日本のキャッシュカードで現地で引き出す
日本円を持ち込んで現地で両替する
レートの高い両替所が見つかりさえすれば、もっとも手っ取り早いのがこの方法かもしれません。
基本的に日本円とベトナムドンのように、相手の通貨(ドン)よりこちらの通貨(円)の方が強い場合は、現地で購入する方がレートはよくなります。
両替所自体は空港や街中などに点在していますし、陸路でも国境を越えるとすぐにベトナム人が両替しないかと群がってきますから、換金する場所を探すのに苦労することはないでしょう。
問題は詐欺
ただ最初に言ったようにベトナムお金は桁がやたら大きいことも相まって、慣れないうち計算しにくいのも事実。
下手な両替屋に頼ると詐欺の被害にあってしまうことも珍しくありません。
盗まれても保証なし
また大量の現金で持ち歩いていて、盗まれた場合にはなんの保証もききません。
僕自身はベトナムで犯罪の被害にあっていませんが、シェムリアップでは100ドル盗まれるという窃盗の被害にあいました。
警察に言っても戻ってこないことはわかりきっているので、この場合は完全に泣き寝入りということになりました。
東南アジアでは犯罪の被害者になる可能性は日本に比べて高いです。
そのため、持ち込むのは最低限使うとわかっている額に留め、ある程度どのくらいの現地通貨になるか、計算した上で持ち込むのがベストかもしれません。
クレジットカードでキャッシングする
現金を持ち込まない場合、選択肢としてはクレジットカードか、国際キャッシュカードを使う方法になります。
ベトナムにビザなし滞在できる15日間程度の滞在であれば、クレジットカードのキャッシングなどもレートの面で見ると便利です。
VISA、MASTER CARDがあれば現金の調達には困らない
最近では田舎の方に行ってもVISAやMASTERカードでキャッシングできるATMができているため、この二社のカードを作っていけば現地の滞在費を用意するのに困ることはないでしょう。
JCBやAMEXは残念ながら、使えるATMがあまりに少なすぎるためオススメできません。
海外旅行保険を使える
クレジットカードを持っていくことのメリットの一つに、カードに付帯している海外旅行保険が使えるということがあります。
先ほども書いたことですが、東南アジアで犯罪に巻き込まれる可能性というのは日本に比べればかなり高いです。
海外に行く時に海外旅行保険を検討する人は多いと思うのですが、これがかなり高い。
でも、実はクレジットカードに無料で付いている海外旅行保険でも、予想以上にしっかりした保証を受けることはできます。
年会費無料のクレジットカードでも大丈夫
これは別に高い年会費を払うクレジットカードに限ったことではなく、年会費のクレジットカードでも大丈夫だったりします。
例えば年会費無料で持てるクレジットカードとしては楽天カードがありますが、楽天カードでも渡航費用や、空港への移動費用などを楽天カードで払うことで、保険の対象になるようです。
その保障は死亡した時2000万円、怪我したた時の治療費200万円や窃盗の被害にあった場合の保障20万円とちゃんとした海外旅行保険並です。
他にも海外旅行保険が付いている年会費無料のクレジットカードと言えば、ヤフーの【YJカード】 や、Pontaカードが貯められるリクルートカードなんかにも海外旅行保険がついてるようです。
個人的に気になっているカード
個人的に年会費無料のカードだと、今気になっているのは、楽天ANAマイレージクラブカード。
ANAのマイルが貯められるらしいので、飛行機での移動が多い旅人や旅行好きの人にはピッタリでしょう。
何れにしてもキャッシングするかはともかく、クレジットカードは移動しながらホテルを予約する時や、もしもの時の保険として役立ちます。
個人的にはクレジットカードは、一枚窃盗にあった時などのため、しまう場所を分けて3枚持ち歩いています。
PLUSやCirrusマークの付いた国際キャッシュカードを活用する
実際に僕が最も頻繁に利用しているのがこの方法です。
日本では使ったことがなく、馴染みがないという人が多いかもしれませんが、PLUSやCirrusなどの国際的な銀行ネットワークに加盟している銀行は東南アジアでも非常に多いです。
これはこのマークが付いたキャッシュカードを持っていれば、自国で持っている銀行口座を使うように、現地のATMでお金を引き出すことができるシステム。
キャッシングと違い、お金を借りているわけではないので利息はかからないのが特徴。
お金を使っている感覚が薄く散財しやすいキャッシングに比べて、残高を確認できるので安心感もあります。
日本でPLUS、Cirrusマークの付いたキャッシュカードを作れる銀行
日本でもかつては三井住友銀行などがPLUSカードを発行していましたが、こちらは2010年に新規の申し込みを中止しています。
では日本ではこうしたカードが作れないのかと言えばそんなことはないです。
オンラインで簡単に口座を開設できるもので、管理の簡単なものだけに絞っても楽天銀行や新生銀行などがPLUS対応のキャッシュカードを発行しています。
PLUSカードの実際の使い方
自分の場合、海外で使用するPLUSカードは通常使用している銀行口座とは別に用意しています。
楽天銀行を例にとると、出国前にメインの銀行口座から楽天銀行に振り込み。
PLUSカードを持って海外へ、といった形。
利用料金の低いATMとは
PLUSやCirrusカードの場合、キャッシングと違って利息はかかりません。
しかし東南アジアでは基本的にATMの利用料金がかかるのが普通です。
ベトナムの場合、これが銀行によってかなりばらつきがあり、最も高いものだと60000ドン(300円)程度というかなりのぼったくり価格。
これだけあるとフォーが2食は食べれてしまうので、これが結構痛い。
そのため少しでも安い銀行を探し歩くことになります。
ベトナムで最もATM使用料金が安いのはAgribank。この銀行の場合手数料は20000ドン(100円)です。
高額紙幣はお金は銀行で両替しよう
さて、キャッシングにせよ。両替にせよ。
現金を手に入れた直後は20万ドンや50万ドンなどの高額紙幣を受け取ることになると思います。
高額紙幣の使用は嫌がられる
これらの高額紙幣の問題点は、使い勝手が非常に悪いこと。
50万ドンと言っても、日本円で言えば2500円ほどなのですが、月給が3万円くらいの人も珍しくないベトナムの経済状況を考えると、50万ドンはかなりの高額紙幣です。
そのためそれに間に合うだけのお釣りを用意していないことも多く、お店で使おうとすると露骨に嫌な顔をされたりすることも珍しくありません。
高額紙幣は5万ドンに変えよう
現在流通している通貨で最も使い勝手のいいのは、赤い5万ドン紙幣です。
計算もしやすいですし、一番一般的な紙幣なので、釣りがないということになることはありえません。
そのため高額紙幣はすぐさま銀行でこの紙幣に変えると使い勝手がよくなります。
銀行員とは言っても、英語は必ずしも通じませんが、言葉はわからなくても、高額紙幣と5万ドンを交互に見せれば意図は伝わります。
ベトナムの物価は?
さてベトナム通貨についてはわかってもらえたと思います。
じゃあ気になる物価のほうはどうなんでしょう。
タイよりは高く、カンボジア、ラオスよりは安い
東南アジアのほかの国と比較すると、タイよりは高く、カンボジアやラオスよりは若干安いという感覚だった。
宿の値段は?
どのくらいか想像がつかないという人のために実例を挙げて話していこうと思う。
まずは宿。
旅人がよく泊まるドミトリーは70000ドン(350円)から200000ドン(1000円)程度。
個室に泊まろうと思うと最低でも150000ドン(750円)から200000ドン(1000円)くらいは支払わなければいけない。
いずれにしても最低金額付近だと、いまいちな環境を想像しなければいけないですが、ドミトリーであれば10万ドン程度、ホテルであれば30万ドンを超えたあたりから質は一気に高くなってくる感覚があります。
食事について
食事の代金は、タイと比較して「高いな」と感じる部分。
とくにベトナムの人の多くが食べるであろう麺類であるフォー(Pho)でも最低価格は30000ドン(150円)程度。ハノイのような都会の店になると50000ドンというのも珍しくなかった。
タイ、とくに北部のチェンマイとかだと40バーツ(120円)くらいで絶品カオマンガイ定食が食べられることを考えると、ちょっとコスパは悪い。
安い食事バンミー
バンミーと言われるベトナムサンドイッチなんかは8000ドン(40円)とか10000ドン(50円)くらいで食べられるのだけど、あまりお腹にたまらないので個人的にはあまり好きではなかった。
ベトナムの場合、基本的にベトナム料理はそれなりで、洋食は高い(スパゲティで8万ドン(400円)とか)なのだけど、バンミーはちょっと洋食っぽい食べものを食べたいというような人にもオススメ。
ただチリソースが入ってたりするので、やっぱりちょっと普通の洋食とは言えない。
中にはその安さから、ノービザで滞在できる15日間ほとんどバンミだけで過ごしたなんて人も…
家賃はどうなの?
旅や旅行をするだけという場合にはあまり関係ないけれど、駐在で行くことが決まった人や、ちょっと腰落ち着けてノマドとして働いてみたいと思った人の場合、家を借りてみたいなと思う人もいるかもしれません。
ハノイやダナン、ホーチミンなどであれば外国人向けの高級な物件が相当にあります。
基本的に駐在などで行く人の場合、ベトナムでは高所得者層になるのでこうした高級な住宅地の物件が紹介されることが多いと思います。
一晩2000円も出せばそこそこのホテルに泊まることができ、人月6万円もあればホテル暮らしができてしまうベトナムの物価を考えると、日本と同じ家賃を払えば相当いいところに住むことができる、ということは想像がつくだろうと思います。
地元ミンが住むような家の値段は?
ちなみに地元ベトナム人が住むような住宅の場合、ハノイのような大都市でも一人暮らしようの部屋ならば一月300万ドン(1万5000円)も出せば借りることができますし、田舎街で提示された家賃はなんと一月50万ドン(2500円)でした。
郷に入れば郷に従えの生き方をすればだいぶ節約できることは間違いないですね。
チップについて
ベトナムは縦に細長い国であって、かなり多数の民族が住んでいたりすることもあって、結構南北で文化が違ったりします。
北部と南部ではルールが違う?
南部の方の観光地などではチップをあげたりすることもあるようですが、僕が暮らしている北部ベトナムの場合、チップは全くといっていいほど根付いていません。
そのため、ハノイから入国して サパに行くとか、ハロン湾に行くとかいう人の場合、基本的にチップのことは考えなくてもよさそうです。
まとめ
旅行をする時、一番困るのがお金のことだと思います。
特に東南アジアではタイ、ラオス、ベトナムなど隣り合う国がそれぞれ別の通貨を使っており、また物価を変わってきますから、それも当然です。
ベトナムは他の東南アジア諸国と比べて通貨の桁が多く、物価は平均的、な国です。
そのため最初に訪れた時には、金銭感覚に最も戸惑う国の一つだろうと思います。
それでもあらかじめ調べて準備しておけば、それほど難しいことでもありません。
ぜひ今回の情報を活用してベトナムで楽しい時間を過ごしてみてください。
ベトナムのWifi環境ってどんななの?
現在の旅人にとって、その国の通信状態っていうのは大きな問題。
WifiがなければGoogle Mapも、Google翻訳も使えない。
その日の宿やおすすめレストランを調べることも多いから、現地のネットの状況がわからないと旅行を始めるのは不安で仕方がない、という人も多いと思います。
というわけで今回は僕が現在滞在しているベトナムのWifiやデータ通信の状況について話していきたいと思います。
フリーWifiの充実度について
ベトナムのフリーWifi環境は、その数で言えば、むしろ日本よりもずっといいくらいと言っていいと思います。
おしゃれなカフェどころか普通の食堂でもフリーWifiを提供していたりするので、大都市圏ならネットが繋がらないという心配はほぼ不要です。
ネットがなければ適当なカフェにでも入れば大丈夫でしょう。
パスワードは超単純?
パスワードは大体壁か、メニューに書かれてますが、わからなくても心配は無用。
あんまりセキュリティとか考えないベトナム人でなのでパスワードは超単純。
123456789か987654321を試せばまず8割がたは使えちゃいます。
ダメだったとしても数字を8で止めるとか66668888みたいな。数字4つずつ見たいなのがせいぜい。適当に試したらパス使えちゃったなんてことも結構多いです。
バスにもあるフリーWifi
ちなみに驚くのは、ベトナム各地を移動する時に使う人が多い、高速バスやミニバンなどにもフリーWifiが装備されていることが多いこと。
通信速度は必ずしもいいとは言えないけれど、移動しながらWifiを使えるのが嬉しい。
バスで移動するタイプの人であれば、次の目的地に行くバスの中で、目的地での行動を調べる、なんてこともできるので超便利。
データ通信について
これだけWifiがどこでも使えるベトナムだけど、やっぱりデータ通信が使えるとだいぶ旅行も楽になる。
英語の看板がどこにでもあるタイやカンボジアとは違い、看板が基本的にベトナム語だけであることが多いベトナムでは、移動中に看板の意味を調べたい!何せお腹が空いても何を売ってるのか最初はさっぱりわからないのだ。
しかも今、タクシー運転手などをやってる40前後の中年男性あたりには、ほぼ英語さえ通じないことが多い。ぼったくりを避けたり交渉しようにもGoogle翻訳がなければどうにもならないのだ。
回線の速度について
スマホのデータ通信と言えば、タイではかなりのど田舎でも4G回線で繋がったのが印象的だったのだけど、ベトナムのデータ通信はさすがにそこまでよくはない。
2017年現在では、大都市でも3G回線しかなく、時々プツプツと切れるので回線はイマイチいいとは言えない。
使えるエリアは広い
それでもカバーされているエリアは結構広いので普通に使う分には問題ない。
というかこんなど田舎でもデータは使える。
少数民族が民族衣装を着ながらスマホをいじっていたりする光景は結構シュールだ。
ベトナムの三大通信会社
ベトナムには基本的に三つの携帯会社がある。
それが
- Mobifone
- Vietel
- Vinaphone
の三つ。
三社の特徴
この三つは日本のドコモ、Au、ソフトバンクの関係生徒はちょっと違い、得意なエリアが異なっていたりする。
ハノイなどのある北部ベトナムではVietelが回線状態が良く。
南に拠点を置いているため、ホーチミンなどではMobifoneの方が評価が高い。
Vinaphoneはどっちつかずの印象が強いけれど、実際使ってみると使っている人が少ないためか、回線が遅くなることは少ない。
ちなみに僕が使っているのはVinaphone、上記の写真は北部ベトナムですが、上のような環境でも繋がるわけで、それほど問題ないと言えます。
料金について
現在僕の使っているVinaphoneの場合、2017年現在でSIMカードが70000ドン(350円)、データ通通が1.5GBで50000ドン(250円)となっています。
一応価格は各社違っているけれど、価格差としては微々たるもの。
この前後の価格帯に収まっているなら、別にボラれているわけじゃないと考えてもいいと思います。
ちなみにタイなどでは飛行場でSimカードを買うのもいいアイディアなのですが、ベトナムの場合、飛行場で売っているSImカードは観光客向けに高くしてある場合が多いようです。
空港にもフリーWifiはあるので、よほど不安な場合を除いで、街に出てきてから買った方がいいでしょう。ちなみに、僕が空港で売りつけられそうになったSimカードは20万ドン(1000円)でした。
Simカードの買い方
ホーチミンやハノイなどの大都会でなくても、人口数千人の街になると携帯電話を取り扱うそこそこ大手の家電量販店が進出してきています。
ものがそこそこいいだけに価格帯も少しお高めにはなってきますが、それでもこの手の店なら個人商店のようなふざけたぼったくり価格を提示されることはまずありません。
ただこの手の店であっても、店員にはちょっとした単語以上の英語が通じることはほとんどないので、ベトナム語を交えつつ、ボディランゲージででお願いするのが基本になると思います。
買う時に使えるベトナム語
シムカードはベトナム語ではシムになるので
"Toi muon moa sim"(トイ ムゥオン モア シム) 訳 Simカードが買いたいです。
とベトナム語に挑戦してみてもいいです。
ただベトナム語は発音によって意味が通じなくなってしまう言語なので、むしろスマホを指差しながら
シム!シム!
と連呼する方が通じるかもしれません。
データが使いたければ3Gを意味する
ハイ ガー!
と言えばチャージもしてくれます。個人商店でやると面倒くさそうな顔をされるので、やはり大手のが使いがってがいいですね。
まとめ
ベトナム人のスマホ大好き、SNS好きと相まって、速度こそ遅いものの、使えるエリアは広く、ベトナムでのスマホの使い勝手はさほど悪くない。
何より特徴なのはその費用の安さ。
SIMフリーのスマホさえ持っていけば、600円ほどで一ヶ月間データが使えてしまう。
この値段の場合使えるのは1.5GBほどだけど、フリーWifiも豊富にあるので、不足することはほとんどないだろうと思います。
ポケットWifiなどを用意していくのもいいですが、値段的には圧倒的に高くなります。
空港から宿に行く、この最初の部分さえ乗り切る自信がある人はSIMフリーの携帯を用意して、現地のSIMを購入することをお勧めします。
ロシア、サバイバルの記事に見る。とりあえず思いついたら記事はとりあえず書いといた方がいいんじゃないという話
このところ急にアクセスが伸びて驚いた。
一体何が起きたのだろうと見てみると、急激にアクセスが伸びていたのはこちらの記事。
12月の半ばに書いて、初日には多少のアクセスは集めたものの、あとは毎日10程度のアクセスと超低空飛行。
別段目立つわけでもなく、ひっそりと眠っていた記事でした。
一体何が起こったのだろうとググってみると、この記事でとりあえたテレビ番組の内容を「痛いニュース」などの2chまとめサイトが取り上げたから、らしい。
今回の記事に限らず、こうしたことはたまにある。
普段は検索上位に入ってはいても、全く注目を浴びない記事が、外からの影響で一気に伸びるということは起こるのだ。
例えばテレビや新聞の影響。
僕自身はテレビを見ないし(見てもベトナム語だからさっぱりわからないのだけど)
新聞も滅多に読まないから(書いていたくせに)
読みたいものを「検索」するという行動に、こうしたテレビなどに影響されることはないのだけど、CMでも「詳しくは〇〇で検索!」ってのが今では一般的なように、こうした媒体で仕入れた情報ってのを検索して詳しく知るってのは普通の行動なんでしょう。
今回の件にして見ても、最初に報道されたのは随分前だし、その当時にも翻訳記事として出てはいたと思う。
現在「ロシア サバイバル」などで検索して出てくる上位の記事を見て見ても、その当時の記事と比較、別に情報が増えているわけではないから。内容が更新されて興味を持つ人が増えたから、というわけではないらしい。
単純に今になって記事を読んだ誰かが、2chにスレ立てをして、それを当時は反応しなかった「まとめブログ」群がまとめたことによって、この内容が一気に広まった。
母数が増えた中で、情報をより詳しく知りたいと思った人たちがさらに検索して、今回のように一気にアクセスを集めたというわけなのでしょう。
もちろんこうして増加するアクセスというのは一時的なものだし、時間が経てば検索される回数も減ってしまうから、こうして増加した検索数を頼りにするのは無理がある。
ただ検索される回数が少なく、1日10程度しかアクセスを集められなかったのとしても、月刊で言えば300程度はアクセスを集められるわけで、それが100個あれば30000PV程度は稼げる。
まぁ、そうは言っても検索で1位や2位を取れる記事を100も量産して30000程度というのではモチベーションの面ではよくないってところもあるけど、ブログを書いて収益を稼ごうという人が増えて、様々な検索ワードの検索順位争いが軒並み熾烈になってる現状を考えれば、こうした競争率の低い部分で戦ってみるというのも一つの手なのだろうなと思う。
で、今回のように何かに取り上げられれば一気にアクセスが伸びるなんてこともあるかもしれないしね。
まぁ、このブログの場合、内容がニッチすぎて、狙うまでもなく低競争率の記事を書くことになっているので、これからはまぁ、そんなニッチの中で順位上位を目指した文章というか、見出しつけて頑張ろうかなーという次第。
短いけど終わり!