節約トラベラーは8日間のラオス滞在でいくら使ったのか
最近ラオスって聞くけど、滞在費ってどのくらくらいかかるもんなの!?
なんて疑問に思っている人もいるかも知れません。
無理もないです。何せラオスはじみ〜な国。
タイなら料理。ベトナムなら小物などのように、なんとなく思い浮かぶものもあったりするもんですが、ラオスとなるとそれがありません。
どんな国かもわからないなら、物価が安いも高いも想像しようもないですもんね。
さて今回、実際にラオスに滞在し、8日間生活してきた中でなんとなくどのくらい物価がかかるのか、ということもわかってきました。
ということで、今回は僕が滞在時に実際に使った生活を通して物価を見て行きたいと思います。
8日間滞在で実際にかかった費用まとめ
さて、今回の滞在で僕が実際に使った費用は1280000キップでした。
ひゃくにじゅうはちまん、と聞くと一見めちゃくちゃ高く思えますが、これはラオス通貨であるキップ(Kip)の無茶苦茶なインフレのせい。
1キップは日本円で言えば0.0013円くらいなので…今回の滞在費は日本円で言えば17000円くらいですね。
ゆーとの旅スタイル
僕の生活スタイルはドミトリーなどの安宿に泊まって宿泊費は節約する代わりに、食事代には少しお金をかける、というスタイルなので、ドミトリーでなくてホテルに泊まるという人であれば、滞在費はもう少し高くなるはず。逆に節約派の人であれば同じ日程でも13000円くらいに抑えることもできるはず。
日本よりはずっと安く、タイよりは高い
感覚として言えば物価はもちろん日本よりはずっと安いですが、タイと比べれば高いです。タイは発展具合と物価のバランスが奇跡的なので、長期滞在するノマドさんなんかにはやっぱタイのがいいですね。
では次に内訳を見ていくことにしましょう
8日間宿泊費合計・350000キップ(約5000円)
宿泊費は8日間の合計で350000キップ。日本円言えば5000円くらいということになります。内訳としてはヴィエンチャンでの滞在費が200000キップ。バンビエンでの滞在費が150000キップという感じです。
ヴィエンチャンの宿泊費について
ラオスの首都であるヴィエンチャンには到着後3泊、帰る直前に2泊の合計5日宿泊しました。お値段は5日で合計200000キップ(約2700円)。1泊で40000キップくらいになります。2017年3月のレートで言うと一泊の値段は540円でした
ヴィエンチャンのバックパッカー、ホステルの相場
ヴィエンチャンの相場を見ると、バックパッカーなどのドミトリーでも最低500円程度が最低価格。一番高いドミトリーで一晩1000円くらいでしょうか。
ヴィエンチャンのホテルの相場
個室の部屋だと1000円くらいからあるにはあるのですが、セキュリティ面や清潔さで言えば、むしろドミトリーの方がマシな正直オススメとは言えません。個室を選ぶのなら一晩3000円(22万キップ)以上くらいからのところにしておくのが無難です。
宿代総評
もちろん安いは安いんですが、やはりタイに比べると、サービス面では劣りますし、その割に値段も高いかな、という印象です。
ヴィエンチャンのオススメのホステル
ヴィエンチャンで泊まったのはBackpacker garden Guest houseという宿のドミトリールーム。一晩40000キップでした。
500円程度と平均価格だけど、部屋にはクーラーが付いているし、朝食も割とガッツリ食べられる。
スタッフがみんなフレンドリーなんで、結構それだけで貴重。
僕は色々な宿を見てみたいこともあって、結構宿を移動する方なんですが居心地がよくって結局合計5日間も滞在してしまいました。
ネットは部屋でも使えますが、夜になってみんな使い出すと繋がりにくくなることも。まぁ、これは携帯のデータを使っていても同じですね。
一泊40000キップ
ヴィエンチャンのおすすめホテル
バンビエン宿泊代 150000キップ(三泊)
日本人宿という話があり、実際公式ホームページに日本語があったりするんですけど、オーナーが日本人というだけで働いている人はみんなラオス人です。
一泊ファン付きのシングルルームが50000キップ。
ネットも繋がる個室で、街にある他のドミトリーと値段が変わらないということもあり泊まったもの、夜は1時すぎまでバカ騒ぎの音やカラオケの声が響いてくるという安眠向けとは言い難い環境。
移動するつもりでしたが、この記事でも書いたように腹痛で病院送りになったため結局三日ほど宿泊しました。
合計150000キップ
高い高いと言われるラオスですが、宿泊費に限って言えばバンコクなどと比較して若干安いかなという印象。その代わりネットの速度などサービスの面では劣ってくるので、総合的なコスパは劣ってくるかもしれません。
宿泊費総計350000キップ
食費
飲食費 549000キップ
食費は一周間で549000キップ。日本円で言えば7500円くらいでしょうか。
東南アジアにいると屋台で食べることが多い僕ですが、 友人たちとあったり、珍しく飲みに行く機会があって食費は若干かさみました。
食べ物を輸入に頼っていることもあり、やはり全般的に食べ物は高い印象ですね。
バンビエンは特に白人ヒッピーに人気の街ということもあり、食品の値段は全体的に高め。
ただヴィエンチャンでは観光地から少し離れると地元民向けの値段が安い屋台が見つかったりします。そういうところだとヌードルやサンドイッチなどが5000キップから見つけることができますが、味の方もそれなりなので気をつけてください。
結論 飯はタイの方が安くてうまい
交通費
自転車レンタル代 35000キップ。
ヴィエンチャンで二日、バンビエンで1日自転車をレンタルしました。店によっては30000キップなどと細かくぼったくってくるので注意が必要です。
バン代(ビエンチャン→バンビエン)45000 キップ
バンビエンに行く時に宿に手配してもらったバン。宿まで迎えにくてくれて、バンビエンでの降り場も街中心部なので悪くない。バスで行くと、若干郊外に降ろされるのに注意が必要です。
ちなみにバンは手配してくれるバックパッカーや宿で値段が微妙に違う。
同じバンでも店で値段が違うので、あまり高い場合は他の店をあたるようにしましょう。
バス代(バンビエン→ビエンチャン)35000キップ
バンビエンから帰ってくる時に利用したバス。安かったがバス自体の乗り心地も悪く、ビエンチャンでも中心街から6キロほども離れた郊外のバスセンターに降ろされた。
そこから先はほとんどの人はトゥクトゥクなどを使わなければならないと思うので15000〜20000キップは追加で必要です。僕は、ムカついたので歩きましたが。
バイタク代 30000キップ
最終日、空港に行くのにバイタクを手配してこの値段がかかった。
空港から市街までだとトゥクトゥクで40000キップ程度らしい。それ以上の金額を言われたらぼったくりの可能性があるので、特に到着時は気をつけよう。
自転車のレンタル代などはさほど高く無いが、バス代などはそこそこの値段がする。
またバスが郊外に止まった上、街への移動はお近くのトゥクトゥクへなどと誘導されたことなあり、ちゃんと確認しておかないと余分な費用がかかる。
トゥクトゥクなどのぼったくりは日常で、相場の10倍くらいふっかけてくるドライバーもいるため注意が必要です。
合計 145000キップ
アクティビティ費用
入場料等 20000キップ
バンビエンにある青い池ブルーラグーン、ビエンチャンのタートルアン、サーサケットといった寺院の入場料。
サウナ代 20000キップ
友人に連れられて訪れた薬草サウナ。少し奥まったところにありローカル向けなのか値段が安い。マッサージもあり。
遊びに関わるものは全体的に高い印象がある。地元の人が利用することがほとんど無いためだと思います。バンビエンなどでは気球での遊覧飛行80USドルなどの看板も見かけた。サウナはいいけれど、マッサージはコスパが悪そう。
合計 40000キップ
治療費
薬代 200000キップ
バンビエンで腹痛を起こして病院へいった時の治療費+薬代。
ラオスでは薬代などは実費負担となるため高くつく。
まとめ
今回8日間の滞在でかかった総額は1284000キップでした。
均等に割って一週間だと1123500キップ。日本円で15000円ほど一週間でかかった計算になります。
これだと一ヶ月で6万円なので、タイ北部などでの滞在に比べると若干値段が張る感じ。
サービスの質、特に食事がタイに比べて数段落ちるので、その分のコスパはやはり悪くなると思います。
とはいえラオスの魅力はネットの速さとか、食事の美味しさとかではなく、手付かずの自然と素朴な人々にあるように感じられます。
長い旅に途中、疲れて少しリラックスしたい時に訪れるのにいい国なのかもしれません。