バンコクで高級ホテルに泊まろうとしたら、ヒッピーたちと寝ることになった話
ゆーとです。
旅していて最もコストがかかるのが、宿代。
とは言っても僕はホステルやゲストハウスに泊まることが多いから、東南アジアにいる現在は宿代も非常に安く、500円を切ることもザラ。だからあまり気にせずAgodaなどを使って予約してきた。
ぶっちゃけホステルとかならAgodaはかなり安い。タイのチェンマイで一泊72バーツとか、シェムリアップで一泊2ドルとか。
受付で聞く値段の半額以下だったりすることがあるので、たまにホステルの受付でWifi教えてもらってその場で予約したりする。みんな優しいよね。
とはいえ、ホステルは新しい友達や知り合いができて楽しいけれど、そのせいで作業はしにくかったりすることがある。だってみんなが楽しそうに旅の話をしてるのに、一人だけ隅っこでパソコンカタカタしにくいよね。旅というのは一期一会だからどうしても話に加わりに行ってしまうし、知り合いができたらじゃあご飯に行こう。飲みに行こうという話になったりする。
もちろん、そういう人との出会いを求めてるからこそ、ホステルに泊まっているのだけど。
ということで作業に集中しようと思うなら、ちょっとお高くても普通のホテルに泊まった方がいいのかもしれないと思い立ったのです。ホテルの部屋なら久しくなかった自分だけの空間も確保できるし、クーラーもついてて快適。
何より「海外でホテル暮らししています」なんて言えたらちょっとカッコいいじゃない。セレブみたい。
でも今まで海外暮らしって言ってもテントとか車で寝てた僕に、セレブよろしく高級ホテルに泊まりまくる資金力があるわけはない。
となればなんとかして安くまともなホテルに泊まれる方法を探し出すしかない!
目指せホテル暮らし!
- 使えなくなった裏技たち
- 鍵はセルフバックにあり?
- JTBの使いにくさは伊達じゃない!
- やっと見つけた便利ホテル
- 三ツ星ホテルが1400円?
- 格安バックパッカーを発見!?
- ヒッピーばかりのバッパーにようこそ
- 最後に
使えなくなった裏技たち
さて頼りになるのがグーグル先生。
ザッと調べてみると、ちょっと昔であれば結構な数の裏技があったりしたらしい。
例えばポイントサイトのハピタスとか、バリューコマースなんかのアフィリエイト会社を使う方法。こう言うサイトに登録して、そこから自分で広告を使う自己アフィリエイトと呼ばれる手法を使うことで、一泊するごとに1500円もらえたりするみたいな。
東南アジアの宿だと安いから、これで700円くらいの宿に泊まったりすると、差し引きで800円くらいもらえたりするみたいな裏技というか、チートというかそういう方法が広まっていたらしい。え、無料で泊まれるだけじゃなくて、800円もらえるとか…やだ、なにそれ怖い。食費もまかなえちゃうじゃん…。
でもそんなのが長く続くはずもなく、今や泊まった金額の数%が報酬として払い戻される程度になっちゃっているようだ。
それじゃホテル代が安い東南アジアじゃ雀の涙。というか1万円超えるホテル泊まっても数百円しかもらえない。
ま、でもそりゃそうだ。広告主だって慈善でやってるわけじゃないんだから、毎回何百円も持ち出し食らっちゃったらたまったもんじゃない。同じようなことをした人が大量に現れて変更せざるを得なくなったんでしょう。
鍵はセルフバックにあり?
とはいえ、自分で自分の広告を使う「自己アフィリエイト」という方法が宿泊費を安くあげるために良さそう、というのはなんとなく分かってきた。今まであった有名だったところが使えなくなってるなら、逆に話題になっていないとこなら見つけることができるかもしれない。
というわけではるか昔に登録したけれど、ほとんど使っていなかったアフィリエイト会社A8.netを使って自己アフィリエイトを探してみることに。
この会社では自己アフィリエイトのことをセルフバックと呼んでいるらしい。
早速このセルフバックに入り適当に「海外 ホテル」で検索すると気になる文字が目に入ってきた。
海外ホテルの予約で1153円とある。昔の高額報酬ほどじゃないにしても、なかなかの報酬金額。
え?すごくない?初めて5分で新たなゴールドマイン発見とか、俺才能溢れまくりじゃない?
とか思いながら詳細を見てみると
支払い代金が2000円以上となっている。
だよねー…。
要するに報酬額以下の宿に予約して、宿に泊まって報酬を稼ぐみたいなことはできなくなっているわけだ。しかも税金やサービス料は別だから、2000円の宿でこれを使ってもも半額程度+セービス料を支払うことになる。
とはいえ、 仮に1200円とかそのくらいで済むのであれば400バーツとかそのくらいだから、ちょっといい朝食付きのホステルに正規料金で泊まれば同じくらいのお値段になるはず。
2000円越えの宿なら、ちょっとした宿だ。少なくともエアコン付きの個室という条件は満たせるはず。
そう考えればそれほど悪くない。早速チェックしてみることにした。
JTBの使いにくさは伊達じゃない!
ふーむ…。こちらの予約サイトは日本の旅行会社が運営してるだけあってか、空港近くの宿泊先が多い印象がある。あとは当日予約ができないので、ある程度は前もって予定を立てておく必要があるのかな。
サイトの見た目は一般的な予約サイト。といった感じではあるのだけど…
バンコクで調べているのに、料金順で並べなおすとチェンマイだのタイペイだの宿が表示されたりと激しく面倒くさい。
詳しいことはよくわからないけど、直前に別のもの調べた時のデータがサイト上でごっちゃになったりしてるのかな。
ホテルのページから検索に戻る時もいちいちこの表示になってしまう。
これって俺の環境の問題なのかな。もしサイト側の問題なら、使ってる人いるのかな…と不安になってきてしまうから早く治してほしいものです。
やっと見つけた便利ホテル
それでも根気よく探していると…ん?
おー、報酬条件にギリギリ満たすホテルを発見。しかも通常価格5000円のところを大幅にまけて2004円!
エリアもシーロムエリアなら繁華街に近いし、アクセスも悪くはなさそう。
一応チェックしてみるとサービス料金355円込みで合計2359円。セルフバックで1153円もらえるとすると1206円で泊まれることになる。これは結構安いんじゃない?
一応アゴダも見てみると、別にJTBのサイトだけが特価なわけじゃなくこちらも割引になっている。が、セルフパックで1153円もらえる分、実質的にはこちらの方がお得なわけだ。案外すごいぞ。JTB!
三ツ星ホテルが1400円?
これはもっと探せば堀出し物があるかもしれない!と探していると…見つけた一つのホテル。
通常料金から71%オフ…。
しかもGoogle先生曰く三ツ星ホテル。本当にー?
本当かどうかは知らないが、本当に三ツ星ホテルならえらいことだ。
バンコクで三ツ星ホテル。もう響きだけでなんかすごい。
きっとシャンパングラスを傾けて、美女を侍らしながらシャム猫撫でたりしちゃうんだろう。
それが実質1421円?もうこの部屋は俺のもんだ!
とクリックしたが反応がない。あれ??
画面に踊る「入力した日付が不正です」の文字。あれ? まだ10時くらいだし…まだ予約可能なはず…ってあああ!時差忘れてたぁ!!
このサイト。予約は前日まで可能だが、日本時間で24時を超えた時点でもう日が変わったと認識されるらしい。えー…どうしよ。バスローブ着る気満々だったのになー…
格安バックパッカーを発見!?
と…
ん??
うん…
えーと…
マジで?
何気なく見つけた別の広告主DeNAトラベルが海外ホテル宿泊に300円の報酬を出しており、最安のホステルは何とわずかサービス料込みで368円。予約してみると、ちゃんと300円が報酬として計算されたので…実質的には68円の持ち出しで宿泊できたことになる。
ヒッピーばかりのバッパーにようこそ
さて、それでは68円のホステルをご覧いただこう!
うん…
(^^;
車がいつも走り回る大通りのすぐ側で、窓から見える景色は大量の電線。
一回は24時間営業のバーで、泊まっているのはヒッピーのようなヨーロッパ人ばかり。
まぁ、でも68円なら文句言えないよね!
…というかベッドバグがいそうなベッドはともかく、壁中スプレーペイントが溢れる部屋も、常に一回から聞こえるドラムの音も外から聞こえる車やバイクが行き交う音も、電線ばかりの窓からの景色も、あまり経験してこなかった「バンコクっぽさ」を演出してくれていた。
高級ホテルの代わりに得たのは、種類は違うけれど、別の映画で見たようなそんな暮らし。それをこんな値段で体験できたんなら、それはそれで結構貴重ができたと言えるの
かも知れない…
まぁ、一晩でいいけどね
最後に
さて今回は結局利用しなかった(できなかった)A8 とJTBの組み合わせではあるが、今の所報酬額などの面を考えて総合的な価格の面では結構魅力的だ。(というか今はそれしか魅力がない)だ。
ただバンコクだと空港近くの物件が多いようなので、飲みに出たりするには不便かも知れない。ただ出張とか、家族旅行とかでタクシーとかで移動するというのであれば結構安く泊まれることもあるんじゃないかあるんじゃないかな。
DeNaの方は一件100バーツ程度と割引の額はそれほど大きくはないけど、今の所場所次第では超格安で泊まることができるので、バックパッカーなどの予算が少ない人向けみたい。
まぁ、でもこんな使い方してたらまたすぐキャンペーン終了しちゃうのかな。
まだまだ色々考えることは多そうです。