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ラオスの通貨キップへ両替する際のベストな方法はこれだ!安全に旅しよう

現在、ラオスの通貨はキップ(Kip)。2017年4月のレートは1円=73キップほど。

ベトナムと並んで猛烈なインフレの影響を受けている通貨で、現地の物価で言えば焼きそば一つを買うのに1万キップ、2万キップという金額がかかるほど。

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(Pixabay)

以前はアメリカドルやバーツが使えたが、現在は国が自国通貨の使用を推奨していることもあって、基本的にキップ払いがメインだ。そのため短期間でもラオスに滞在しようとするならば、現地通貨であるキップを手に入れることが必要になる。

 

ラオス国内でキップを手に入れるには

  • 両替所、両替屋を使う
  • クレジットカードを使ってキャッシングする
  • 国際キャシュカードで現地のATMから引き出す

 の三つの方法がある。

 

レートを考えれると、一番いいのは両替所を使う方法だ。

しかし海外で大量の現金を持ち歩くのは不安があるという人も少なくないだろう。

 

というわけでこの記事では、これからラポスに行く人のため、首都ビエンチャンでのレートのいい両替所の紹介から、国際キャッシュカードの使い方まで解説していこうと思う。ラオス滞在のお役に立てるのならば幸い。

 

 

両替所でキップに両替

日本をはじめラオス国外にある両替所では、基本的にはキップへの両替、キップからの両替はできないのが普通だ。そのため円からキップに両替しようと思えば、円で持ち込んで、現地で両替するのが基本になる。

 

一番のオススメは首都であるビエンチャンで両替してしまうことだ。バンビエンやルアンパパーンにも両替する方法がなわけではないが、他の町はドルから両替がメインに成っていて、日本円からの両替はないか、あってもレートが悪い。

わざわざ現金を持ち込むのであれば、割のいいビエンチャンで両替しておくのが無難だろう。

両替所を探すにはTalat Sao Shoping Mallに行こう

ビエンチャン中心街で両替所を探そうとした時に、オススメするのがTalat Sao Shoping Mallだ。

 

Talat Sao Shoping Mallは、観光名所としても有名な凱旋門がある通り沿いにあるモールで、モールという名前ではあるが、巨大な田舎の市場といった雰囲気で、家電だけを扱う店や服だけを扱う店などと連結した施設となっている。

街の中心街や、ナイトマーケットが開催される地区からは徒歩でも十分行ける距離。観光のついでに寄ることも十分に可能だ。

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両替所は、その中でもメインの施設であるこの建物の中にある。

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地下には露店のような店が入っており、二階には多くの貴金属店が並ぶ。3階以上は休業状態で、エスカレーターも停止している状態だ。

 

一階部分には資生堂のほか、ダイソーのパクりの中国企業メイソーなどが入っている。

両替所があるのも、この1階部分だ。

円を両替するなら本館を利用しよう

モールの一階部分には、10軒以上もの両替所が点在している。

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金額的にはどこもさして変わらないが、日本円からキップの場合、2016年11月17日の時点で最も両替価格が高かったのは、建物内南側に入っていたSTB銀行。日本円1円で74キップと、他より1キップほど高かった。

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二階の貴金属店も要チェック

日によるが、2階にある貴金属店の両替所も円からの両替は悪くない。

日本円から両替する場合は、適当にモールの中を歩きながらこのあたりの両替所を幾つか覗けば、その日の一番いいレートで両替所を見つけることができるはずだ。

バーツを両替するなら別棟にいくべき

さてラオスに行く人の中には、タイに行った流れでラオスに行くという人もいるはずだ。タイバーツが余っているという人も多いと思う。

 

タイが好きで、何度も行く予定があるという人であれば、こちらで紹介した方法でタイに銀行口座を作り現地で預けておくという方法もある

www.tabigurashi.com

しかし多くの人は、余ったタイバーツをキップに両替したいはずなので方法を紹介しておこう。

 

さてバーツからキップの場合、先ほど紹介した本館でも両替をすることはできるが、レートは非常に悪い。

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そのため、バーツからキップへの両替を考えているのであれば、同じモールの敷地内にある別館を訪れることだ。こちらはバーツからキップへの交換レートが本館に比べてずっといい。

 

別棟は正面玄関から出て、すぐ南側の建物。こちらの建物はバンコクのMBK4階のように電化製品や携帯電話関係など、特定の分野に特化した店が多く並ぶ施設となっていて、その間を縫うように幾つかの両替所が入っている。

最もレートがいい両替所

別館は全体的にパーツからキップへのレートはいいが、なかでも最もレートがいいのが、建物西側にあるSAIKHONG COMPANYとなる。

 

自分が訪れた日の買取価格は1バーツ236キップ。公式レートよりも高かった。

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両替所へのアクセス

モール自体は町の中心街にあるし、観光客向けのエリアにあるのですでにホテルについている人ならば辿りつくのに困ることはないだろう。そのため次ではタイにバスで行った場合、飛行機で到着した場合の行動について提案しておこう。

タイからバスで入国した場合のアクセス方法

ウドンターニー、もしくはノンカーイなどでビエンチャン行きのバスに乗った場合、降車場所は町の中心でもモールなどのすぐそばの通りだ。

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バスを降りるとすぐにトゥクトゥクドライバーたち寄ってくるが、ほぼ悪徳ドライバーなのでこれは無視しよう。

道なりに進み道を渡るとすぐに、見える地元のマーケットのような設備がモールの

一角だ。

 

そのまま施設の中に入って内部を直進しても、別館にたどり着けるがごちゃごちゃしているのではじめは建物内でどちらに行けばいいか迷うかもしれない。迷うのが怖いという人は大通りまで直進し、その後右折することで写真の写真の建物を目指すというのも良いだろう。

日本から空港に到着した場合

ビエンチャン空港は中心街から離れているので、ホテルなどに行くにしても何らかの方法で町に出てこなければいけない。

いちばん手頃なのは、タクシーかバイクタクシーを使う方法で、空港からでもバイクタクシーなら30000キップ(400円程度)、トゥクトゥクなら50000キップ(600円)ほど出せばモールに辿り着くことができるだろう。

ホテルの多いエリアは街の中心でも空港よりになるので、先に荷物をホテルに荷物を置いてからでもいいだろう。

 

ラオスの空港は小さいものの一応は両替所もある。しかし空港の両替所の常としてレートは悪いので、現金派の人はそこで1000円程度だけ交換しておいて、その後街に移動した後で大きな金額の両替が必要であれば街に到着してから交換するのが良い。

両替するならばビエンチャン

ドルならばともかく、円は地方で使うことも両替することも難しい。

そのため日本円を持ち込むなら、両替はビエンチャンでまとめてしておくことになるだろう。

 

交換レートは確かに現金での両替が最もよい。だが大量の現金を持ち歩くことは犯罪に巻き込まれた可能性と、巻き込まれた時のダメージを大きくししてしまう可能性がある。

 

そのためクレジットカードのキャッシング機能や国際キャッシュカードを活用することも一つに選択肢とすることをお勧めする。

 

というわけで次の項目からは現地ATMを活用する方法についてお話ししていく。

 

現地のATMでお金を引き出すという選択

僕自身は安全性と利便性を考えて、国際キャッシュカードを利用して生活している。

 

カンボジアなどと比較すれば、ラオスで日本人が犯罪に巻き込まれたという話を聞くことはさほど多くないものの、1月5000円程度の月収の人が少なくない、東南アジアでも最貧国の一つであるのも事実だ。

 

ラオスに限らず日本より圧倒的に治安が悪い東南アジアでは、多額の現金を持ち歩けば当然強盗やひったくりなどの犯罪に巻き込まれるリスクは高まるし、両替するために持ち込んだ日本円が盗まれたとしても、帰ってくる可能性は極めて低い。

なるべくならば必要以上の現金を持ち歩きたくはないのが正直なところだ。

 

ただ現地のATMを利用する場合、一回に付き数百円の利用料がかかるので安全性と利便性を取るか、細かいレートの違いにこだわるかと言う選択になるだろう。

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国際キャッシュカードを活用する

個人的には利便性が勝るため、自分がメインで使っているのは国際キャッシュカードを利用する方法になる。

 

日本では銀行ごとに独自規格が使われているために使われているところは少ないが、海外では多くの国の銀行がVISA系のPLUS、もしくはMASTERCARD系のCIRRUSの二つの規格のどちらか、もしくは両方を採用していることが多い。

 

これはラオスでも同じで、このマークが付いているATMであれば直接自国の銀行のお金を現地通貨で引き出すことができるため、非常にお手軽。残高確認することもできるので、使いすぎも防止することができる。

 

残念ながら日本は先ほど言った独自規格が一般的なため、PLUSやCIRRUSのマークがついたキャッシュカードが作れるところはさほど多くないが、それでも外資系の銀行を中心に幾つか選択肢はある。

新生銀行で国際カードが作れる

楽天銀行シティバンクも候補だが、国内での使いやすさや作りやすさから見ればオススメなのは新生銀行だろう。

 

個人的に使いかたとしてお勧めするのは、普段使っている口座とは別に、海外旅行用の銀行口座を用意しておき、出発前に現地でつかうお金を入金しておくこと。

こうすれば使いすぎることもなく、もしキャッシュカードを盗まれたとしても、銀行に電話すればすぐ使用を中止させることができるので、被害も最小限で済む。

 

クレジットカードを利用する

短期間の滞在であれば、クレジットカードを使用するのも一つの方法だ。

と言ってもラオスではクレジットカードを普通の支払いに使える場所は極めて限られるため、先ほどのキャッシュカード同様現地のATMを使って現地通貨を引き出すキャッシングという方法になる。

 

自分の口座から直接引き出す国際キャッシュカードと違いのは、クレジットカードは形上、借金という形になるため、後に引き落とされる際に利息が発生する。

実際にバンコクで10000バーツ(3万円程度)キャッシングした際には1月で250円程度の利息がかかっていた。

 

これだけ聞くとメリットはあまりなさそうに見えるが、レートそのものはさほど悪くない。帰国後すぐ返済するようにすることで利息も、手数料も抑ええることもできるため、ビザなしで入国できる15日間だけの滞在で済ませる予定であれば、選択肢にも入れていいはずだ。

海外旅行保険がつく

もう一つのメリットとしてはクレジットカードには海外には旅行保険が付帯するものが多いということだ。

 

東南アジアに行くとなれば犯罪に巻き込まれることを心配する人も多いかと思うが、短期の旅行のために海外旅行保険に入ろうとする人はさほど多くないと思う。

 

だが実は年会費無料のクレジットカードでも海外旅行保険が付帯していることが少なくない。そのためうまく使えば「もしも」の時に備えることができる。

 

例えば無料で作ることができる楽天カードなどでも、空港に交通費の支払いを楽天カードですることなどで携行品保証20万円など、そこそこに手厚い海外旅行保険が付いてきたりする。

 

 ちなみにカード付帯の保険は重複させることができるので、複数持っていて別に損はない。もし一枚も持って いないというのであれば、年会費無料でものでもいいので一枚は作っておくことを勧める。

画像はJCBのものになっているが、JCBとアメリカンエクスプレスは東南アジアではが数ないため、VISAかMASTERカードを作るようにしよう。

 

とにかく大量の現金を持ち歩かないで済むのは、ラオスに限らず東南アジアでは大きなメリットだ。海外ATMの使いかたに不安がある人は、下記のリンクなどを参考にしてもらいたい。

海外ATM活用パーフェクトガイド | Mastercard®

海外ATMの使い方徹底ガイド|海外でも便利でお得なVisa|Visa - Visaカード優待情報

  

まとめ

ラオスの切符はとにかく桁が多いため、初めて使う時には戸惑うことが多いだろう。

両替価格が1キップ変わってくれば、1万キップでビール2本分くらい(10000キップ)の差益が生まれてくるので、気にする人も多いだろう。

 

ただ個人的にはラオスの場合、気にすべきなのは、大量に現金を持ち込んだために犯罪に巻き込まれることと、お金を余らせて円に戻せないことだと思っている。

 

そのため個人的には

  1. 必要最小限の額を現金で持ち込みTalat Sao Shoping Mallで両替する
  2. さらに必要なに関しては新生銀行のPLUSカードか、クレジットカードでキャッシングする

 

と言う方法をお勧めしているし、実践している、

安全に楽しくラオスを旅をする参考になれば幸いだ。